「翼のかけら」の初音ミクによるヴォーカルバージョンです。もともと「翼のかけら」はヴォーカル曲として制作しており、しかし自分で歌ってみるとひどいデキだったのでインストに作り直したのです。というわけで、ヴォーカルの入ったこのバージョンこそが本来あるべきこの曲の姿であるといえます。
ヴォーカル曲ですが、なるべくヴォーカルパートを特別扱いしないようにして、相変わらず各パートが絡み合うポリフォニックな方向で編曲しています。
シャッフルビート主体のインストロック。めずらしくBatteryを使わず、MOTIF-Rackのみでの制作。
もともとはインギー&イェンスなメタルを作ろうとしていたのですが、いつの間にか単に好き勝手に弾きまくっているだけの頭の悪い曲になっていました。
コンパクトにまとめつつ各パートのソロをふんだんに盛り込み、実際に演奏すると楽しそうな感じにしております。
翼をもがれ、天より堕ちし者の羽が、主を失い雷雨の中を舞う……
分厚いコーラスパートにかき消されそうになりながらも必死で浮かび上がってくるピアノが主役となる、ピアノ協奏ロックです。
私が初めてネット上で公開した曲のリメイクとなります。譜面はほぼ旧作と同じで、音源もピアノ以外はSC-8820のまま。
本当は4分くらいの曲にしようとか、音をすべてMOTIF-Rackにしようとか、いろいろ画策していたのですが、下手に手を入れるとかえって変な感じになったため、ほとんどそのままの形での復活となりました。
[2006.4.22]音ズレを修正。
「時間飛翔」の直系で、メロディラインに絡まる複雑なリフの醸し出す浮遊感を、複雑なリズムが引き締める、不思議感覚の曲です。
ベースとなっているのは間違いなくプログレ……というかYESというか(笑) ただ、曲調に関してはYESっぽいというよりは、やはり私らしい、どっちつかずのものになっています。
うち捨てられた富豪の館に群がり、一夜限りの宴を嗜む不死者達。
時にふざけているかのようなシンセサウンドを交えながら、ダサさとカッコ良さを横断する、外連味たっぷりの曲。
某ギタドラでも次々と旧作が復活する昨今、何気に人気のあった私の旧作「不死の館」も、アンデッドのごとく復活しました(笑)
譜面はほとんど旧作のままですが、主音源がSC-8820からMOTIF-Rackへと代わり、ドラムパターンが若干変更されています。
DOGAムービー"snowfall"用に書き下ろしたBGMです。短い時間の中で起伏のある映像の展開に合わせて作っているので、曲単体でもそれなりに聴けるんじゃないかと思います。
ムービーで使用した曲と同じものと言っても差し支えないレベルですが、若干修正が入ってます。
陽光を浴びて淡く輝く、緑の屋根と緑の絨毯。どこまでも続く深緑の迷宮。
単純で優しげなフレーズが折り重なっていくことで、心地良さと不安感を演出します。「時間飛翔」と似たタイプの、癒されそうで癒されない系。
ちなみに、曲名に見覚えのある人は涼格マニア(笑) 過去に掲載していた曲のリメイクバージョンです。譜面は過去の物とほとんど同じですが、使用機材のグレードアップと、それに伴い少し編曲を変えてあります。ぱっと聴きは同じですが、質感はずいぶん変わっているはず。
光と熱の乱反射が生み出す、砂の大地の戯曲。
延々とシタールが奏でるけだるい主題を切れ味の鋭い複合拍子&変拍子で料理した、サイケかつ緊張感のある曲調が特徴です。
だるだるなのかキメるのかいまいちはっきりしない中途半端さが夏の暑い日に聴くと暑苦しい、癒されない系音楽として狙い通りにできたと思います(笑)
今回、ドラム以外の音はすべてMOTIF-RACKです。実は「永久回廊」ですでに一部MOTIF-RACKを使っていたのですが、まともに使ったのは今回が初ということで。
PMS用に作った曲、「永久回廊」の原曲バージョンです。Muzieに掲載するほどの曲でもないでしょうから、本拠地に掲載しておきます。
しかし、こういう曲は何というジャンルに入れればいいんでしょうね。ピアノ合奏協奏曲とでもしておけば近いような気もしますが、そうするとクラシックだと勘違いした人からお叱りを受けるかもしれませんし。
3拍子が基本ですが、1小節だけ1/16拍子と4/4拍子が入ってます。1/16拍子の方は、変拍子というほどのものではなく「タメ」みたいなもんです。
過去に発表した曲「降誕-nativity-」のリテイクバージョンです。曲そのものはほとんど変化がありませんが、微妙に譜面や音の手直しを行い、音質も向上しています。
ラテンの混ざったバロック音楽風ネオ・クラシカルで、まぁ、この頃は無知なままノリだけで作っていただけあってドラムなどムチャクチャ叩いてますが、曲としてはなかなかいいんじゃないかと自画自賛しておきます。
哀愁メロディから一瞬長調に移るあたりがゾクゾクモノですねっ(笑)
激しいギタープレイ。絡まるキーボード。複雑に展開する疾走メロディ。
疾走系ゲーム音楽風ネオ・クラシカル風インストです。ベタベタな展開でノリノリ。
ベタな展開とはいえ、作曲自体はうまく行ったと思うのですが、ミキシングでちょっと失敗したような気がします。
ギターを入れる前の状態は良好だったのですが、ギターパート入れた途端にバランスが崩れてくれてしまいました。ミキシング難しい。
時間の重力に逆らい、飛び立とう。束縛を失った翼は、どこまでも気ままに飛び続ける……
ここ2年の音楽活動の総決算として製作しました。
絡み合う主旋律、グルーヴっぽくも常に変化し続ける曲調など、全面私の趣味全開の曲になっております。
不思議風味の変な曲、ぜひともお試しを〜
時間律の変調。それは三次元に住むモノたちの知識、本能をあざ笑い、無力化する。
初のプログレ曲。変拍子使いまくりかつ鍵盤パート4つという特殊な構成です。
プログレといっても、だいぶキャッチーかつ短いものなので、たぶん普通に聴けるものだと思います。リズムが二重になってる部分など、変な展開の部分は耳障りかもしれませんけどね(笑)